スギヤマ ヒトシ
  杉山 斉
   所属   川崎医療短期大学  教育部 医療介護福祉学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 地域のCKD対策と腎臓リハビリテーション
会議名 第11 回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
発表者・共同発表者杉山 斉
発表年月日 2021/03/20
開催地
(都市, 国名)
仙台, 日本
学会抄録 第11 回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会抄録集
概要 2002年には米国で慢性腎臓病(CKD)の概念が提唱され、日本腎臓学会でCKD対策の取組の議論が始まりました。2007年から岡山市CKDネットによる医療連携が開始となり、岡山県で慢性腎臓病(CKD)対策が始まり、2008年3月から世界腎臓デーに合わせてまずは岡山市でCKD啓発イベントが開始されています。2012年に岡山県CKD・CVD対策専門部会が立ち上がり、2013年から毎年、CKD県民公開講座が開催されています。2018年から岡山県の市町村別の透析患者さんの調査が始まり、県内各自治体レベルでのCKD重症化予防の取組が行われております。2018年に厚労省から腎疾患対策検討会報告書~腎疾患対策の更なる推進を目指して~が発出され、CKDの早期発見、適切な治療、CKD重症化予防を徹底し、透析患者さんの生活の質(QOL)の維持向上を図るという目標が盛り込まれました。地域におけるCKD対策、各地域に合わせたCKD対策が今後益々重要になってきていると思います。
 本講演では、岡山県のCKD対策の現状と課題や透析医療の現況、そしてCKD対策の中で腎臓リハビリテーションをどのように取り入れてきたか、また今後の展望についてお話ししたいと思います。