モリモト ヒロミチ
森本 寛訓 所属 川崎医療福祉大学 医療福祉学部 子ども医療福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 職業性ストレスに関する実験的研究-ワーク・コントロールが抑うつ・不安感情に与える影響について- |
会議名 | 日本心理学会第66回大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎森本寛訓, 山村健 |
発表年月日 | 2002/09 |
開催地 (都市, 国名) |
広島 |
学会抄録 | 日本心理学会第66回大会発表論文集 868 |
概要 | 本研究では先行研究のレビューより,WCを「自らの仕事の目標(goal)をコントロールできる程度(以下「GC」)」という側面と「仕事の目標に達成するための方法(method)をコントロールできる程度(以下「MC」)」という側面とに分類する。そして,職業性ストレス状況を模した状況(実験室)でGCとMCを操作した時に,被験者が如何にストレス反応を体験するかを検証し,労働者の精神健康を維持するための一助となるような方策を提案することを目的とする。結果から,職業性ストレス状況において,GCとMCのうちどちらか一方でもコントロールできない事は抑うつ・不安感情を増大させ,逆にGCとMCの両方を同時にコントロールできる事は,抑うつ・不安感情を抑制することが考えられる。職場において体験されるストレス反応を低減し,精神健康を維持するための一方策として,仕事の目標を自らがコントロールできるのと同時に目標を達成するときの方法もコントロールできるようにすることが重要であろう。 |