ミムラ ヒロアキ
Hiroaki Mimura
三村 浩朗 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 腎摂取率測定における腎臓の深さを推定する方法5種類間の比較検討 |
会議名 | CSFRT2012 中四国放射線医療技術フォーラム |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎三村浩朗, 甲谷理温, 佐内 弘恭, 小野田 薫, 竹本理人, 田中康隆, 佐伯悠介, 柳元真一, 友光達志, 曽根 照喜 |
発表年月日 | 2012/10/28 |
開催地 (都市, 国名) |
松山市 |
概要 | 【目的】 腎臓核医学検査では、総腎機能評価に加え左右の腎機能を別々算出する分腎機能評価が行われる。それを可能とする腎摂取率は、投与量に対して使用薬剤が関心領域(ROI)内に集積した量を計測し、さらに腎臓の深さ(腎深)による減弱補正を実施する必要がある。現在その深さを推定する方法は、数種報告されているがその精度についての情報は少ない。 そこで、本研究では、CT横断画像を用いた実測値と各個人の体格情報から各種推定法による推定値と比較検討し各推定法の特徴を評価した。【結果】Tonnesenの推定値は、実測値と比較して左右とも統計学的に有意に低値を示した。Taylorの推定値は、右腎で高値を、伊藤(和)と伊藤(綱)のそれは、左腎で低値が観察された。 実測値と推定値の相関性は、左腎が右腎と比較して5種類全で高い相関係数(r)を示した。Tonnesenと伊藤(綱)の相関係数は左右の差が最も小さく、Taylorのそれは、左右とも不良であった。 Bland-Altman Plotによる評価では、ランダム誤差は5種類間に顕著な差は無く、加算誤差はTonnesenで、比例誤差は Tonnesenと伊藤(和)で観察された。 |