キタノ エリコ   Eriko Kitano
  北野 絵莉子
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 精神科学
   職種   期限付講師
言語種別 日本語
発表タイトル 川崎医科大学総合医療センターにおける不眠症時指示への取り組み―認知症せん妄ケアチーム活動を通じて―
会議名 第27回中国地区GHP研究会
学会区分 地方会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎北野絵莉子, 和迩健太, 山本和明, 藤原美保, 石原武士
発表年月日 2022/03/19
開催地
(都市, 国名)
広島市(WEB開催)
概要 高齢化が急速に進み、認知機能低下がある患者の入院が増加している現状を踏まえ、川崎医科大学総合医療センター(以下、当院)では2016年から認知症せん妄ケアチームを発足し、入院環境を調整して行動・心理症状(BPSD)やせん妄を引き起こしうる要因を検討し、症状悪化を軽減最大限に予防する活動をおこなっている。せん妄は全身状態や薬剤による影響、環境因子などが複合的に影響して発症すると言われており、なかでもベンゾジアゼピン系睡眠薬(以下、BZD)はせん妄発症および転倒リスクを高める薬剤の一つとされている。当院認知症せん妄ケアチームでは入院患者における不眠時指示薬に対する啓発活動をおこなっている。今回、このようなチームの取り組みによる睡眠薬の処方実態、不眠時指示の内容、せん妄発症数などの変化について後方視的に調査した結果を報告し、チームによる啓発活動の効果、および今後の課題について検証する。