キタノ エリコ
Eriko Kitano
北野 絵莉子 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 精神科学 職種 期限付講師 |
|
論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 川崎医科大学総合医療センターにおける不眠症時指示への取り組み 認知症せん妄ケアチーム活動を通じて |
掲載誌名 | 正式名:総合病院精神医学 略 称:総病精 ISSNコード:09155872 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 34(2),193-193頁 |
著者・共著者 | 北野 絵莉子、山本和明、和迩健太、 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2022/04 |
概要 | 高齢化が急速に進み、認知機能低下がある患者の入院が増加している現状を踏まえ、川崎医科大学総合医療センター(以下、当院)では2016年から認知症せん妄ケアチームを発足し、入院環境を調整して行動・心理症状(BPSD)やせん妄を引き起こしうる要因を検討し、症状悪化を軽減最大限に予防する活動をおこなっている。せん妄は全身状態や薬剤による影響、環境因子などが複合的に影響して発症すると言われており、なかでもベンゾジアゼピン系睡眠薬(以下、BZD)はせん妄発症および転倒リスクを高める薬剤の一つとされている。当院認知症せん妄ケアチームでは入院患者における不眠時指示薬に対する啓発活動をおこなっている。今回、このようなチームの取り組みによる睡眠薬の処方実態、不眠時指示の内容、せん妄発症数などの変化について後方視的に調査した結果を報告し、チームによる啓発活動の効果、および今後の課題について検証する。 |