ヤマウチ アキラ
  山内 明
   所属   川崎医科大学  医学部 基礎医学 生化学
   職種   教授
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 臓器特異性 - 癌の転移におけるケモカインの役割
掲載誌名 正式名:Surgery Frontier
ISSNコード:13405594
巻・号・頁 14(4),53-59頁
著者・共著者 山内明
発行年月 2007/12
概要 癌転移の臓器特異性の分子機序は未解明だったが、ケモカインが関与している直接的証拠が示され、浸潤・転移の機序に深く関与していることがわかってきた。多くの癌で特異的なケモカイン受容体の発現がみられる。一方、転移の多い臓器にはそれに対応するケモカインの発現がみられており、腫瘍細胞のホーミングに深く関与していると考えられる。さらに、ケモカインは、微小な転移巣での細胞増殖、血管新生にも関わって転移性腫瘍の成立を促している。CXCR4/CXCL12はリンパ節、肺、肝臓、骨髄などへ、CCR7/CCR21は主にリンパ節への転移に関与しているとされている。ケモカイン・ケモカイン受容体の制御をターゲットとしたケモカイン受容体拮抗剤が臨床開発されつつあり、癌の治療は新展開を迎えている。