エンドウ シュンジ   Shunji Endo
  遠藤 俊治
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 消化器外科学
   職種   准教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 胃噴門部粘膜下腫瘍に対し,単孔式腹腔鏡内視鏡合同胃内手術を行った1例
掲載誌名 正式名:日本外科系連合学会誌
ISSNコード:03857883/18829112
掲載区分国内
出版社 日本外科系連合学会
巻・号・頁 44(4),721-726頁
著者・共著者 知念 良直, 遠藤 俊治, 加藤 亮, 上田 正射, 津田 雄二郎, 中島 慎介, 太田 勝也, 松山 仁, 池永 雅一, 山田 晃正
担当区分 2nd著者
発行年月 2019/08
概要 症例は40代の女性.4年前から噴門部に粘膜下腫瘍を指摘されていた.30mm大に増大傾向であったため,手術適応と考えられた.腫瘍は内腔突出型で噴門直下にあり,一部食道粘膜にかかっていた.手術は上腹部正中を3cm切開し開腹した.胃を腹腔外に誘導し胃角部に約3cmの切開を置き,胃内に送気しワーキングスペースを確保した.内視鏡下に噴門部の腫瘍辺縁の粘膜を全周切開した後,胃角部から腹腔鏡操作を行い筋層を剥離し腫瘍を摘出した.腫瘍は平滑筋腫であった.術後経過は良好で,第8病日に退院した.今回われわれは,腹腔鏡・内視鏡合同手術と腹腔鏡下胃内手術を取り入れることで,最小限の侵襲で粘膜下腫瘍を摘出することに成功した.適応と手技に関して,文献的考察を加え報告する.(著者抄録)
文献番号 2019353744