エンドウ シュンジ   Shunji Endo
  遠藤 俊治
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 消化器外科学
   職種   准教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 中心静脈カテーテルが小胸筋内で離断した1例
掲載誌名 正式名:癌と化学療法
ISSNコード:03850684
掲載区分国内
出版社 (株)癌と化学療法社
巻・号・頁 43(13),2553-2555頁
著者・共著者 遠藤 俊治, 古市 欣也, 森本 賢吾, 古妻 康之, 山田 晃正, 池永 雅一, 足立 真一, 太田 勝也, 中島 慎介, 上田 正射, 津田 雄二郎, 高山 碩俊, 板倉 弘明, 西川 和宏, 西嶌 準一
担当区分 筆頭著者
発行年月 2016/12
概要 症例は50歳代、男性。4年前に胃癌に対し幽門側胃切除術を施行し、術後大動脈周囲リンパ節転移に対し化学療法を施行中であった。1年3ヵ月前、右鎖骨下静脈にエコーガイド下で長期使用注入用埋込みポートおよび体内埋込み用カテーテルを穿刺挿入し留置した。某日化学療法を行っていたところ、患者が右胸部から腋窩にかけての腫れを自覚した。胸部X線撮影を行ったところ、カテーテルの離断を認めた。胸部CT検査では、カテーテルは右小胸筋内で離断し、先端は右肺動脈下葉枝にあった。右鼠径部より16Frシースを大腿静脈に穿刺し、ワイヤースネアを用いて離断したカテーテルを摘出した。カテーテルは先端より15.5cmの部位で離断していた。自験例は離断部位から推測するに、筋間で屈曲が繰り返されたために断裂したものと思われた。(著者抄録)
文献番号 2017086033