エンドウ シュンジ   Shunji Endo
  遠藤 俊治
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 消化器外科学
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 腹腔鏡下手術におけるシート状フィブリン接着剤(タココンブ)誘導法
掲載誌名 正式名:Pharma Medica
ISSNコード:02895803
掲載区分国内
出版社 (株)メディカルレビュー社
巻・号・頁 23(4),99-103頁
著者・共著者 中島 清一, 西田 俊朗, 安政 啓吾, 遠藤 俊治, 根津 理一郎, 吉川 澄
発行年月 2005/04
概要 62歳女.胃底部良性腫瘍に対する腹腔鏡下胃部分切除術中に,脾門部近傍の脾被膜に示指頭大の損傷と同部からの出血を認めた.腹腔鏡下にガーゼで圧迫止血したが完全止血は得られず,補助的手段としてタココンブを使用することとした.1cm×2cm大に切ったタココンブをφ10mmのペンローズドレーンに格納し,腹腔鏡下手術用腸鉗子で把持したうえで10mmポート孔より腹腔内に挿入した.把持鉗子を用いてペンローズドレーンからタココンブを少しずつ引き出して出血部位に貼付,ガーゼで圧迫した.タココンブ2枚の連続貼付により完全止血が得られ,その後予定の術式を完遂し得た.本誘導法は専用器具を要さず,タココンブの特性を損なわない簡便,安価な方法である
文献番号 2005178111