トオヤマ カオル
Kaoru Tohyama
通山 薫 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床検査学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | A型血液に見られたIH抗体の解析 |
会議名 | 第56回日本臨床検査医学会中国・四国支部総会、第151回日本臨床化学会中国支部例会・総会、第21回日本臨床化学会四国支部例 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎米増ちあき,古林恵美,土井和子,中桐逸博,通山 薫 |
発表年月日 | 2011/02/06 |
開催地 (都市, 国名) |
岡山市 |
学会抄録 | 第7回合同地方会 抄録集 63-63 2011 |
概要 | イレウスで入院したA型患者に見られた自己抗体を解析し、IH抗体であると診断した。
患者はオモテ試験A型、ウラ試験はB血球とO血球に凝集が見られた。精密検査の対象となり、A型で、ウラ反応はA1,A2,B,O,患者自己血球との反応が37℃よりも4℃でより強く見られた。A転移酵素活性が1:64、B転移酵素活性(1:1、対象1:64)であった。DAT(-),3種類のO型セルで3+~4+の凝集を認めた。ABO遺伝子型はAA型、I遺伝子解析を行うとI型で、i型は認めなかった。AA型で、低温で反応する自己抗体の抗IH抗体を持っていた。ウラ試験のO型の凝集は IH抗体によるものと推定した。 |