トミタ サナエ   Tomita Sanae
  富田 早苗
   所属   川崎医療福祉大学  保健看護学部 保健看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 男子大学生における野菜摂取状況と健康教育の有効性
会議名 川崎医療福祉学会第55回研究集会
主催者 川崎医療福祉学会
学会区分 研究会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎山元輝昭, 樋上泰己, 大田一樹, 小林広樹, 富田早苗, 西田洋子
発表年月日 2018/11/14
開催地
(都市, 国名)
岡山県 倉敷市
概要 野菜摂取状況に着目した健康教育の有効性を1か月後の介入結果から明らかにすることを目的とした.A大学看護学科男子大学生32人を対象とした.介入群(A群:16人)と非介入群(B群:16人)に分け,第1回自記式質問紙調査とA群にのみ野菜の効果や安価で簡単な調理方法を含む約20分の健康教育を実施した.介入1か月後に,32人全員に第2回調査を実施し,介入前後の比較を行った.1回調査時点での両群に有意差は認められず,A群,B群の平均1日野菜摂取量は,55.0±33.9g,70.9±45.4gであった.1か月後の第2回調査の結果,A群にのみ「1日の野菜摂取量」「野菜摂取量の基準値の正答者」で有意な増加が認められた.一方,B群は全ての項目において有意差は認められなかった.介入の結果,健康教育内容は,実生活で利用しやすく一定の効果があったと考えられる.しかし,健康日本21(第2次)の1日野菜摂取量350gにはほど遠く,今後も対象者の特徴に合わせた健康教育等の介入が必要と考える.