モリモト ヒロミチ
Hiromichi Morimoto
森本 寛訓 所属 川崎医療福祉大学 医療福祉学部 子ども医療福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 知的障害児・者職員の対処行動と精神的健康との関連について |
会議名 | 日本ヒューマンケア心理学会第8回大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎森本寛訓 |
発表年月日 | 2006/09 |
開催地 (都市, 国名) |
神戸 |
学会抄録 | 日本ヒューマンケア心理学会学術集会第8回大会プログラム・抄録集 39 |
概要 | 知的障害児・者施設に従事する職員(以下「職員」とする)は,知的障害児への支援を職務として行なうのだが,時にそれがストレッサーとなり職員の精神的健康を損なうことがある。支援は職員の行為そのものであるから,職員の精神的健康が損なわれると支援の質が低下することが考えられる。支援を良質に保つためにも職員の精神的健康を維持する手段を知ることは重要である。本研究ではその手段として対処行動に着目し,精神的健康維持について考察する。その結果,情動焦点型対処行動は職員の心理状態を整理して精神的健康維持に貢献できると考えられた。また知的障害児・者への支援は,知的障害から派生する社会生活への適応に関するものがほとんどであるから(愛知県心身障害者コロニー,1987),支援を行う際に根本的な解決的方略を用いたり,回避・逃避的態度を取ると,かえって支援が円滑に行われなくなり精神的健康を阻害することが考えられた。 |