モリモト ヒロミチ
Hiromichi Morimoto
森本 寛訓 所属 川崎医療福祉大学 医療福祉学部 子ども医療福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 対人援助職者の職業生活出来事がうつ状態に与える影響について――職業生活出来事を予測変数,うつ状態を応答変数とした一般線型モデルによる分析――, |
会議名 | 日本ヒューマンケア心理学会学術集会第15 回大会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎森本寛訓, 長田久雄 |
発表年月日 | 2013/07 |
開催地 (都市, 国名) |
東京 |
学会抄録 | 日本ヒューマンケア心理学会学術集会第15回大会プログラム・抄録集 52 |
概要 | 対人援助サービスは対人援助職者の行為そのものである。ゆえに対人援助サービスの充実は対人援助職者自身の心理状態によって,その充実の程度が左右される。対人援助職者の心理状態に影響する要因を明らかにすることは,対人援助サービスの充実を図るためにも重要であるといえる。筆者らは現在まで対人援助職者の心理状態への影響要因として,彼らのポジティブ,ネガティブ感情と関連するポジティブ,ネガティブ職業生活出来事(それぞれPWLE(Positive Work Life Events),NWLE(Negative Work Life Events)とする)に着目し,研究を進めてきた(森本・神田・長田,2011)。本研究では「低ポジティブ感情」と「高ネガティブ感情」によってうつ状態が構成されること(Watson & Kendall,1989)をふまえ,PWLEとNWLEでうつ状態を予測する一般線形モデルを設定し, PWLEとNWLEがうつ状態に与える影響を分析することを目的とした。対人援助職者の職業生活出来事がうつ状態に与える影響について分析した結果,特に職場において与えられた役割(仕事)を果たせなかったという体験が対人援助職者のうつ状態を導く強い要因となることが推察された。 |