モリモト ヒロミチ
Hiromichi Morimoto
森本 寛訓 所属 川崎医療福祉大学 医療福祉学部 子ども医療福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 介護福祉士の職場定着促進要因に関する研究――介護福祉士の職場定着促進要因モデルの作成およびそのモデルからの提案―― |
会議名 | 第19回岡山県保健福祉学会 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎森本寛訓 |
発表年月日 | 2013/01 |
開催地 (都市, 国名) |
岡山 |
学会抄録 | 第19回岡山県保健福祉学会発表原稿集 60-61 |
概要 | 65歳以上の人口が約4分の1を占めるようになった現代において,介護福祉士は社会を支える重要な人的資源であるといえる。しかし介護福祉士をとりまく環境は厳しく,様々な調査で職場に定着できない介護福祉士の現状が報告されている。介護サービスは介護福祉士と介護サービスの利用者との対人関係を基盤として行われる。したがって介護福祉士は利用者との信頼関係を結びながら介護サービスを提供する。この信頼関係が円滑に構築されるためには,介護福祉士が継続的に職場へ定着していることが必要条件となろう。また介護福祉士が職場に定着することは,介護福祉士自身の職業生活の質を向上させるためにも不可欠な条件であるといえる。本研究では介護福祉士の職場定着について取り上げ,その促進要因に関する報告を行う。今回の研究では介護福祉士の職場定着を「勤務年数の長さ」と「職務満足」によって捉え,勤務年数が長いとみなせる介護福祉士の職務満足にプラスとなるエピソードを「介護福祉士の職場定着促進要因」として定義した。そして介護福祉士の職場定着促進要因を彼らの三つの生活場面(「学生生活」,「職業生活」,「私的生活」)におけるエピソードから探索し,検討して,介護福祉士の職場定着促進モデル(以降では「モデル」と略す)を作成することと,そのモデルによる職場定着促進の視点を提案することを研究目的とした。 |