タケウチ マサキ
Takeuchi Masaki
竹内 雅貴 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床検査学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 伸展刺激による線維芽細胞核力学特性変化に対するNesprinを介した力学伝達の寄与 |
会議名 | 日本機械学会 第30回バイオエンジニアリング講演会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
発表者・共同発表者 | ◎坂元尚哉, 香嶋謙志郎, 定本紀代美, 小川麻衣, 片岡則之, 竹内雅貴 |
発表年月日 | 2017/12/15 |
開催地 (都市, 国名) |
京都、日本 |
学会抄録 | 日本機械学会 第30回バイオエンジニアリング講演会講演論文集 17(33),2017 |
概要 | 細胞外部の力学的環境情報は焦点接着斑を通じて細胞内の細胞骨格へと伝わり,細胞骨格と細胞核を架橋するLINC(Linker of nucleoskeleton and cytoskeleton)複合体を介して細胞核へ伝達されると考えられている.力学環境によって細胞核の力学特性変化が報告されており(1, 2),細胞の力学環境に対する機能応答との関与が指摘されている.これまでに我々も細胞骨格の一つアクチンフィラメントと直接結合するLINC複合体構成タンパク質Nesprin-1を発現抑制した細胞に繰り返し伸展刺激を負荷すると,細胞核力学特性の低下が生じることを報告している(3).この結果はアクチンフィラメントを介して伝達された力学刺激が細胞核の力学特性に重要な役割を持つことを示唆する.本研究では,細胞核力学特性と細胞核への力学伝達との関係をさらに明らかにすることを目的として,Nesprin-1を発現抑制した線維芽細胞の細胞核弾性率に対する繰り返し伸展刺激の影響を調べる. |