オノ シゲキ   Shigeki Ono
  小野 成紀
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 脳神経外科学2
   職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル ハイビジョン内視鏡システムを用いた経鼻的神経内視鏡単独手術
会議名 第75回岡山内分泌同好会プログラム
学会区分 研究会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎黒住和彦, 亀田雅博, 安原隆雄, 市川智継, 伊達勲, 小野成紀
発表年月日 2013/09/04
開催地
(都市, 国名)
岡山(ホテルグランヴィア岡山)
概要 〈目的〉従来、鞍上部腫瘍に対して顕微鏡下または内視鏡併用で手術してきたが、当院では2010年から内視鏡単独手術が取り入れられ、2013年1月からはハイビジョン内視鏡システムが導入された。今回我々は、経鼻的神経内視鏡単独手術におけるハイビジョン内視鏡システムの有用性について報告する。
〈方法〉2010年から2013年5月までに63例の内視鏡単独手術を行った。2013年1月よりハイビジョンシステムが導入され、現在まで、全7症例を経験している。ハイビジョンシステムはStorz社製ハイビジョン対応硬性鏡+ユニアーム(三鷹光器)を用い、モニターは有機EL(Sony)を使用した。画像支援として磁場式ステルスステーションS7を用いている。
〈結果〉内訳は、男性24例、女性39例、年齢は15歳から74歳(平均49歳)であった。腫瘍は下垂体腺腫が51例、ラトケ嚢胞が4例、craniopharyngioma4例、その他4例であった。以前のシステムと比べると、ハイビジョン画像システムにより、腫瘍と正常下垂体との境界を判別でき、より被膜外に摘出がしやすくなった。磁場式ナビゲーションはセットアップが簡単で、深部の残存腫瘍の位置確認に有用であった。
〈結論〉神経内視鏡単独手術により、明るく広い術野で腫瘍の位置を確認しながら摘出することができた。さらに、ハイビジョン内視鏡システムと磁場式ナビゲーションにより、腫瘍被膜を含めた安全で確実な摘出が可能となった。