ヤマネ ヒロミチ
Hiromichi Yamane
山根 弘路 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 総合内科学4 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | With Corona時代の呼吸器内視鏡検査における鎮静剤導入の有用性 |
会議名 | 第63回日本呼吸器学会中国・四国地方会 |
学会区分 | 地方会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎南 大輔, 瀧川 奈義夫, 柴田 祐作, 中村 香葉, 村上 悦子, 吉川 真生, 田尾 裕之, 水谷 尚雄, 越智 宣昭, 山根 弘路, 宮原 信明, 岸野 大蔵 |
発表年月日 | 2021/08/07 |
開催地 (都市, 国名) |
岡山市 |
概要 | 我々はこれまでにフェンタニル、ミダゾラムによる鎮静下における気管支鏡検査の苦痛度評価(Jpn J Clin Oncol 2016:46, 871-4、Jpn J Clin Oncol 2017:47, 434-7)、肺癌診断におけるフェンタニル、ミ ダゾラム併用の鎮静剤導入の有用性(Respir Investig 2017:55:314-7)について報告をしてきた「。カテー テルスプレー法で喉頭麻酔を行ったフェンタニルとミダゾラム併用下の気管支鏡検査の苦痛度評価試 験」は検査前のジャクソンスプレーによる咽頭・喉頭・気管麻酔がその際に生じる咳嗽により多くの エアロゾルが発生する危険性があるため、日本呼吸器内視鏡学会安全対策委員会が提唱したジャクソ ンスプレーによる咽頭・喉頭・気管麻酔を省略する気管支鏡検査(8%キシロカインスプレーを用いて の口腔咽頭麻酔ならびに鎮静剤の全身投与、鎮静が得られた時点で気管支鏡を挿入し、声帯が見えた 位置で気管支鏡の鉗子孔より1%キシロカインをゆっくりと注入・散布し、喉頭から気管の麻酔を行う) に準じて行われ、患者苦痛度、安全性ともに良好な成績であった。これらの臨床試験の成績を踏まえ てWith Corona時代の呼吸器内視鏡検査における鎮静剤導入の意義を議論したい。 |