フクタケ マユミ
福武 まゆみ 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | 高齢者における夫の死に備えての準備 |
会議名 | 日本看護科学学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | ポスター掲示 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎福武まゆみ, 難波峰子 |
発表年月日 | 2013/12/07 |
開催地 (都市, 国名) |
大阪 |
学会抄録 | 日本看護科学学会学術集会 546 2013 |
概要 | 夫を喪失した高齢者の死に備えての準備内容を明らかにすることを目的として研究を行った。対象者は、配偶者の死後1年以上経過したA県の在宅で生活する65歳以上の女性4名であり、半構造化面接を1時間1回実施した。調査内容は、基本属性、配偶者の死に対する準備状況、配偶者の死に備えて準備をしておくとよいと思うこと、配偶者の死後の生活に関する困りごとについて尋ねた。
結果:平均年齢71.25(SD3.9)歳、死別後の平均経過期間は10.0(SD4.6)年であり、健康状態は全員が「よい」であった。配偶者の死に対しての準備状況では、「将来の話や準備は先延ばし」「準備はしていない」「病気の時の準備は考えられない」の3コアカテゴリーが抽出された。また、配偶者の死に備えて準備をしておくとよいと思うことでは、「死に備えての準備の必要性」「金銭面の準備」「準備をしていなくても困りごとはない」など4コアカテゴリーが抽出された。配偶者の死後の生活に関する困りごとでは、「生前依存していた事項の困りごと」「必要な精神的な支え」「自身の心配より他人の心配」などの6コアカテゴリーが抽出された。 |