ヤマノウチ ヤスコ
Yamanouchi Yasuko
山内 泰子 所属 川崎医療福祉大学 医療福祉学部 医療福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発表タイトル | WHOと日本の遺伝医療に関するガイドラインの比較検討
―日本の特徴― |
会議名 | 第33回日本遺伝カウンセリング学会学術集会 |
学会区分 | 全国規模の学会 |
発表形式 | 口頭 |
講演区分 | 一般 |
発表者・共同発表者 | ◎芦原有美, 植田奈美子, 田中有佳子, 角田美穂, 安田有理, 榊麻希, 坂原理沙, 中林倫子, 堀尾留美子, 山内泰子, 千代豪昭, 川目裕 |
発表年月日 | 2009/07/24 |
開催地 (都市, 国名) |
兵庫医科大学 平成記念会館(西宮市、日本) |
学会抄録 | 日本遺伝カウンセリング学会誌 30(1),73 2009 |
概要 | WHOで「遺伝医学における倫理的諸問題の再検討」が提言されているが、日本の遺伝医療には必ずしも十分でない。そこで現状に照らし合わせることを目的に、日本のガイドラインから日本の特徴を明らかし、今後検討すべき課題を抽出した。日本のガイドラインでは、遺伝学的検査の実施にあたり未成年者には代諾者の承諾を求め、検査結果開示の際には被験者以外の同席を求めている。これは個ではなく、周囲の人との関係性の中で意思決定を行うという日本の特徴といえる。WHOでは倫理原則を基だが日本では明確でない。今後、社会的ニーズの帰納的解析と倫理原則に立ち返る演繹的な分析が有効であろう。 |