クマノ イチロウ   Ichiro Kumano
  熊野 一郎
   所属   川崎医療短期大学  教育部 看護学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発表タイトル マウス新生子期肝臓における肝内胆道の組織学的観察 2.小葉間胆管
Ultrastructural study on intrahepatic biliary tract of neonatal mouse. 2. Interlobular bile duct.
会議名 第115回日本解剖学会総会・全国学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 ポスター掲示
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎熊野一郎, 佐々木和信
発表年月日 2010/03/30
開催地
(都市, 国名)
盛岡市,岩手県
概要 小葉間胆管は小葉間結合組織内で静脈の近傍に見られる.肝臓内造血系細胞は,出生直後から生後10日において,小葉間結合組織内や肝被膜直下に集積する.造血細胞集積の中には核染色体が高度に凝集するアポトーシス細胞が観察される.生後3-9日の小葉間胆管上皮細胞の一部はアポトーシス細胞を取り込み径4μm以上の大型封入体を形成し種々のミエリン像等の分解産物が生じる.新生子期の肝臓における造血細胞の減少には,類洞マクロファージや肝細胞に加え小葉間胆管上皮細胞も関与している事,そして肝臓造血系死細胞処理を担うひとつが肝内胆道であることが示された.