ハセガワ　ケンジロウ   Kenjiro Hasegawa   長谷川　健二郎    所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学　スポーツ・外傷整形外科学    職種   特任教授
論文種別	原著
言語種別	日本語
査読の有無	査読あり
表題	指尖部切断再接着術後の鬱血に対する瀉血法における工夫
掲載誌名	正式名：日本手外科学会雑誌 ISSNコード：21854092/21881820
掲載区分	国内
出版社	(一社)日本手外科学会
巻・号・頁	36(5),797-800頁
著者・共著者	長谷川 健二郎, 新井 理恵
担当区分	筆頭著者,責任著者
発行年月	2020/02
概要	切断指再接着術後の鬱血に対する,魚口切開に滴下療法を併用した瀉血法において,VBMネックテープを廃液の誘導に用い,良好な結果が得られているので報告する.対象は指尖部切断(玉井分類:Zone 1)において,動脈吻合は可能であったが静脈吻合が不可能で,術後に鬱血傾向を示した4症例5指である.方法は,魚口切開による瀉血法において,廃液の誘導に人工透析に用いるダイアライザーの代わりにVBMネックテープを用いた.4症例5指ともに生着した.瀉血期間は3〜7日(平均4.8日)であった.患指の汚染,悪臭などの問題はなかった.VBMネックテープはダイアライザーに比べて,装着が簡単で廃液の誘導も良好であった.(著者抄録)
文献番号	2020246129