マスモト トモコ
  桝本 朋子
   所属   川崎医療短期大学  教育部 看護学科
   職種   教授
論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 オムツ体験から得られた教材要因
掲載誌名 正式名:第40回日本看護学会論文集 看護教育
巻・号・頁 155-157頁
著者・共著者 木下照子, 桝本朋子, 平上久美子
発行年月 2010
概要 学生が身をもって体験した気づきを教材の要因とすることが、理解することの手がかりとなり、体験したことを有効に活かせる方法であると考えられる。看護科2年次106名のオムツによる排泄体験後のレポート内容を分析し、その記述内容から教材要因を明らかにした。レポート内容からコード886が抽出され、18サブカテゴリー、「体験から理解した排泄行動とその倫理に関する教材要因」「看護技術教育(排泄援助)に関する教材要因」「学習行動と看護者の役割に関する教材要因」の3カテゴリーに分類された。排泄行動に関連した心理・行動や、オムツそのものの効用についてなどの教材要因が抽出された。また、排泄への具体的な援助、オムツを使用している人への配慮、排泄の自立など学習への動機づけとなっていた。更に、看護師としての役割、オムツ使用者への理解に努めようとする姿勢がみられた。