マスダ ヨシキ   Yoshiki Masuda
  益田 芳樹
   所属   川崎医療福祉大学  医療福祉学部 臨床心理学科
   職種   特任教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 吉井川で採れた淡水海綿Heterorotula sp. について
掲載誌名 正式名:川崎医学会誌 一般教養篇
ISSNコード:03865398
巻・号・頁 5,113-116頁
著者・共著者 益田芳樹, 佐藤國康, 梶田博司
発行年月 1979/12
概要 著者らは岡山県下の淡水海綿の分布調査を行っている。本年の夏、吉井川から日本で発見されていない淡水海綿をみつけた。
本種は骨格骨片と芽球骨片をもっているが遊離小骨片はもたない。芽球骨片は両盤体で軸の長さはいろいろであるが長軸と短軸がある。芽球骨片の形状はカワムラカイメンHeteromeyenia stepanowii (Dybowsky)と似ているが本種とカワムラカイメンとの間にはいくつか相違点がある。第一に本種の芽球骨片の下盤の直径は上盤よりも大きい。第二に本種の芽球骨片は軸や盤に多くの小棘をもつ。第三にカワムラカイメンは遊離小骨片をもつけれども本種はもたない。
以上の点から本種はHeterorotulaの一種である。著者らは本種が新種かどうか調査中であるが、日本では新しい種類であるので和名を「マツモトカイメン」とした。