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タナカ リョウジロウ
Ryojiro Tanaka
田中 亮二郎 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 小児科学 職種 特任教授 |
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| 論文種別 | 症例報告 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | もやもや病に腎血管性高血圧を合併し治療に難渋したため患側腎摘出を施行した1例 |
| 掲載誌名 | 正式名:日本小児高血圧研究会誌 ISSNコード:13440217/21895597 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | 日本小児高血圧研究会 |
| 巻・号・頁 | 11(1),9-15頁 |
| 著者・共著者 | 神田 杏子, 白鳥 孝俊, 中川 拓, 花田 卓也, 吉田 牧子, 田中 亮二郎 |
| 発行年月 | 2014/06 |
| 概要 | もやもや病に合併した腎血管性高血圧は、降圧剤や経皮的腎動脈拡張術などの治療効果が乏しく、治療に難渋することが知られている。我々はもやもや病に腎血管性高血圧を合併し、高血圧に対する各種治療が奏功せずやむを得ず患側腎摘出を行い、摘出腎の病理学的検索を行った症例を経験した。本症例はその後も高血圧が持続し、治療に難渋した腎血管性高血圧で腎病理組織学的に検索し得た症例は稀であるため報告する。症例は1歳2ヵ月男児。もやもや病にて脳出血・多発性脳梗塞発症時に高血圧が判明し原因検索を行ったところ、腎血管造影にて左腎動脈狭窄を認め腎血管性高血圧との診断に至った。1歳6ヵ月、2歳1ヵ月時に左腎動脈狭窄部に経皮的腎動脈形成術を施行した。3歳1ヵ月に突然収縮期血圧が170mmHg台と上昇したため精査をすすめたところ、腹部CTにて左腎が著明に萎縮しており、経皮的腎動脈形成術を行った左腎動脈が再び狭窄していたことが判明した。腎DTPAレノグラムにて左腎が無機能であり、内科的治療に抵抗する高血圧であること、腎血管形成術が不可能であること、左腎が無機能であることより3歳3ヵ月時に左腎摘出を行った。摘出腎では腎動脈から小葉間動脈までもやもや病の特徴と思われる内膜の線維性肥厚と中膜の筋性肥厚による内腔の狭小化が広範囲に見られた。左腎摘出後、高血圧は改善されると思われたが、現在も複数・高容量の降圧剤の内服を必要としている。考察:もやもや病に合併する腎血管性高血圧が治療に難渋する理由として、腎動脈だけでなく腎血管造影では描出できない末梢腎動脈にも血管狭窄が存在する可能性があるためと考えられた。(著者抄録) |
| 文献番号 | 2014353559 |