タナカ リョウジロウ   Ryojiro Tanaka
  田中 亮二郎
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 小児科学
   職種   特任教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 右多嚢胞性異形性腎,左水腎・水尿管により偽性低アルドステロン症/腎不全を呈した新生児の1例
掲載誌名 正式名:日本小児腎不全学会雑誌
ISSNコード:13415875
掲載区分国内
出版社 日本小児腎不全学会
巻・号・頁 25,154-156頁
著者・共著者 田中 亮二郎, 片山 珠美, 杉多 良文
発行年月 2005/08
概要 日齢5の男児.全身浮腫と低体温が出現し,高カリウム血症,低ナトリウム血症,代謝性アシドーシス,腎機能低下を認めた.腹部CTでは右多嚢胞性異形成腎,水尿管を認め,グルコース/インシュリン(G/I)療法を開始した.膀胱バルーン留置で排尿があり,血清カリウムは低下したが,腎機能の改善はなく,腎瘻を造設した.その後,順調にクレアチニンは低下し,ナトリウムおよびカリウムも正常化した.血清アルドステロンは著明に増加しており,偽性低アルドステロン症と診断した.日齢13に血清カリウムが7.6mEq/lに上昇し,再度G/I療法を行い,ケイキサレート投与を追加した.しかし,低カリウム血症を来たし,ケイキサレートは中止した.その後,尿路感染症の合併に伴い徐々に血清カリウムは上昇し,ケイキサレートを再開すると共に普通ミルクを低カリウムミルクに変更した.最終的にはカリウム含有量が100g当たり220mgの低カリウムミルクと普通ミルク1:1の混合乳で血清カリウムは落ち着いた.血清ナトリウムは138~145mEq/lと安定していた.また,尿路感染症予防のためST合剤の内服を行った
文献番号 2006166454