タナカ リョウジロウ   Ryojiro Tanaka
  田中 亮二郎
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 小児科学
   職種   特任教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 腎機能が保たれている時期に腹膜透析を導入した難治性ネフローゼ症候群の1例
掲載誌名 正式名:日本小児腎不全学会雑誌
ISSNコード:13415875
掲載区分国内
出版社 日本小児腎不全学会
巻・号・頁 25,138-140頁
著者・共著者 野津 寛大, 藤田 晃生, 神岡 一郎, 松尾 雅文, 吉矢 邦彦, 田中 亮二郎, 飯島 一誠, 吉川 徳茂
発行年月 2005/08
概要 16歳男児.3歳時にネフローゼを発症し,ステロイド(PSL)抵抗性のため腎生検を行い,巣状分節性糸球体硬化症と診断された.シクロスポリン(CyA)導入後も頻回に再発を繰り返し,長期にわたりPSL高用量連日とCyAの併用投与を行っていた.15歳時の腎生検でCyAの腎毒性を強く認め,CyAを中止しミコフェノール酸モフェチルを開始したが再発を繰り返し,CyA再導入となった.PSLは45mg/日以下に減量できず,また,PSL連日投与により低身長,肥満,全身の皮膚線条,白内障,骨粗鬆症を認め,長期入院のため学校生活に支障を来たすことより,PSL中止を目的として腹膜透析導入を行った.導入1ヵ月後よりPSL減量を開始し,5mg/日まで減量したが,全身倦怠感,食欲低下,嘔気が出現した.CRH負荷試験で副腎皮質機能低下症と診断し,減量をより緩やかに行った.導入4ヵ月後にPSL中止となり,その後1ヵ月で1cmの身長増加を認めた.患児は再発のストレスから解放され,学校生活にも復帰したが,自立性未熟などの問題も表面化している
文献番号 2006166448