タナカ リョウジロウ   Ryojiro Tanaka
  田中 亮二郎
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 小児科学
   職種   特任教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 中等量のメソトレキセートによって急性腎不全となりDHP+HDFを行った悪性リンパ腫の1例
掲載誌名 正式名:日本小児腎不全学会雑誌
ISSNコード:13415875
掲載区分国内
出版社 日本小児腎不全学会
巻・号・頁 25,88-89頁
著者・共著者 矢内 友子, 長谷川 大一郎, 小阪 嘉之, 片山 珠美, 田中 亮二郎
発行年月 2005/08
概要 10歳女児.1年前に関節痛が出現し,B-precursor lymphoblastic lymphoma,stage IVと診断した.日本小児白血病研究会NHL-L02pに則り治療を開始し,メソトレキセート(MTX)5g/m2を3回投与したが,血中濃度の遷延はなく,腎機能も正常であった.維持療法でMTX 0.5g/m2とl-アスパラギナーゼ6000単位/m2を投与したところ,翌日より頻回の嘔吐を認めた.BUN 76.5mg/dl,Cr 3.5mg/dlと上昇し,腎前性腎不全と考えhydrationを行ったが乏尿が続き,frosemideの反復投与を必要とした.MTX血中濃度が2.65μMと高値で,MTXによる急性腎不全を疑い,ロイコボリン大量救援療法,尿のアルカリ化を行った.しかし,BUN,Cr上昇,尿量減少,血圧上昇を来たし,MTX中毒による骨髄抑制などを懸念してMTX吸着療法(DHP)およびHDFを開始した.その結果,徐々に腎機能は低下し,MTX投与14日目にはBUN 6.5mg/dl,Cr 0.31mg/dlとなり退院した
文献番号 2006166430