フクナガ ユタカ
Yutaka Fukunaga
福永 豊 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 形成外科学 職種 講師 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 副耳下腺に生じたMALTリンパ腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本形成外科学会会誌 ISSNコード:03894703/2758271X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本形成外科学会 |
巻・号・頁 | 32(11),851-855頁 |
著者・共著者 | 福永 豊, 原田 浩史, 峯田 一秀, 中西 秀樹 |
発行年月 | 2012/11 |
概要 | 53歳女。既往歴にシェーグレン症候群があった。左頬部に徐々に増大する皮下腫瘤があり、圧痛などの自覚症状はなかった。耳下腺造影で腫瘤への造影剤の流入と腫瘤近傍の耳下管の狭窄を認め、造影CTでは咬筋上に多房性の腫瘤を認めた。副耳下腺腫瘍と診断し、全摘出術を施行した。耳前部から頬部にかけてS字切開したところ、腫瘍は耳下腺管を巻き込み、顔面神経頬筋枝、頬骨枝が近傍を走行していた。腫瘍を耳下腺管と一塊にして切除し、耳下腺管は端々吻合し再建した。また、術中に耳下腺内に腫瘤があることに気づいたため、これも摘出した。病理組織学的には唾液腺組織内に高度のリンパ球浸潤を認め、免疫組織学的にはCD20(+)、CD79a(+)、cyclinD1(-)、CD3(-)、CD5(-)、CD10(-)のBリンパ球で、耳下腺内の腫瘤も同様の所見であり、MALTリンパ腫と診断した。術後PET-CTで全身検索し、他病変がないことを確認して経過観察を行った。術後1年5ヵ月の現在、顔面神経の麻痺はなく、整容的にも良好で、再発は認めていない。 |
文献番号 | 2013115243 |