ナカニシ カズオ   Kazuo Nakanishi
  中西 一夫
   所属   川崎医療福祉大学  リハビリテーション学部 理学療法学科
   職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 脊椎手術における高位確認に関するアンケート調査(脊椎手術のヒヤリハット)
掲載誌名 正式名:Journal of Spine Research
ISSNコード:18847137/24351563
掲載区分国内
出版社 (一社)日本脊椎脊髄病学会
巻・号・頁 14(5),748-752頁
著者・共著者 川口 善治, 今釜 史郎, 高橋 寛, 高相 晶士, 相澤 俊峰, 大谷 晃司, 奥田 眞也, 加藤 仁志, 金村 徳相, 小西 宏昭, 酒井 紀典, 須田 浩太, 手束 文威, 中西 一夫, 西田 康太郎, 町野 正明, 宮腰 尚久, 村上 英樹, 大和 雄, 湯川 泰紹, JSSR安全医療推進委員会
発行年月 2023/05
概要 日本の脊椎脊髄手術におけるwrong site spine surgery(WSSS)の発生頻度やその詳細を把握し,そのデータを基にWSSSを極力なくす具体的方策を検討することを目的として,日本脊椎脊髄病学会に属する脊椎脊髄外科医に対して,web形式による無記名のアンケート調査を実施した.その結果,「脊椎脊髄外科医」の約80%にWSSSの経験があることが分かった.WSSSの原因は術者要因,患者要因など様々であった.WSSSを起こさない対策として1)複数人での確認,2)執刀医以外の医師,スタッフが意見できる環境作り,3)基本的には棘突起にマーカー(メルクマール)を置いてX線撮影での確認,4)上記X線撮影での判定が不十分と判断されれば,2方向でのX線撮影,または2ヶ所のマーカー(メルクマール)の設置,またはX線透視の使用,以上4つの案が考えられた.また手術終了後麻酔中の再度の確認が必要である.(著者抄録)
文献番号 2024024621