イシハマ　タカノリ   Takanori Ishihama   石濱　嵩統    所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学　歯科総合口腔医療学    職種   臨床助教８年
論文種別	原著
言語種別	日本語
査読の有無	査読あり
表題	口腔悪性腫瘍手術後における気道管理に関する検討
掲載誌名	正式名：Hospital Dentistry & Oral-Maxillofacial Surgery ISSNコード：09151664
掲載区分	国内
出版社	日本病院歯科口腔外科協議会
巻・号・頁	34(1),3-9頁
著者・共著者	松浦 有紗, 阿部 厚, 桃北 萌子, 林 宏紀, 石濱 嵩統, 谷口 真一, 古田 浩史
発行年月	2022/08
概要	外科的治療を行った口腔悪性腫瘍患者66例(男性41例、女性25例)を対象として、術後気道閉塞のリスクと手術術式の関連について検討した。気道管理法は抜管50例、鎮静下挿管8例、気管切開8例であり、一戸らの報告した術後気道確保の指針を用いて手術内容に対する術後気道閉塞のリスク度を評価した。その結果、術後低酸素血症と気道管理を要する症例は8例発生し、単変量解析にて低酸素血症と気道管理を要した症例の有意な発現因子として術後気道閉塞のスコア値が抽出された。術後低酸素血症と気道管理を要した8例のうち、7例は術後気道閉塞のスコア値により推奨される気道管理法を選択しており、スコア値>5の群では術後11時間後にイベント発生率が最大となった。切除部位から評価した術後気道確保の指針は術後気道閉塞を予測しうる可能性があり、各施設の体制に即した病棟管理が必要となる。
文献番号	2022316410