イシハマ タカノリ
Takanori Ishihama
石濱 嵩統 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 歯科総合口腔医療学 職種 臨床助教8年 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 口腔扁平上皮癌における原発巣再発症例の検討 |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部癌 ISSNコード:13495747/18818382 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本頭頸部癌学会 |
巻・号・頁 | 47(1),35-41頁 |
著者・共著者 | 阿部 厚, 伊東 優, 林 宏紀, 石濱 嵩統, 古田 浩史, 堀部 宏茂, 丹下 和久 |
発行年月 | 2021/04 |
概要 | 2007年1月から2020年3月までに名古屋掖済会病院歯科口腔外科を受診し、病理組織学的に扁平上皮癌と診断され、根治的外科治療を行った124例中、原発頸部再発・頸部再発・遠隔転移および二次癌が生じた17例を除いた107例の原発巣再発について臨床的検討を行った。これらのうち局所再発を認めたものは14例で局所再発率は13.1%であった。局所再発までの期間の中央値は293.5日(21-1,408日)であった。原発巣再発に関連するリスク因子を検討したところ深達度が独立したリスク因子であった。再発後の処置内容は外科療法が7例、化学放射線治療が4例、緩和治療が3例であった。緩和治療を除き救済しえた症例は11例中7例(63.6%)であった。局所再発への対応としては、手術療法が比較的良好な結果が得られたが、再発危険因子の解明や救済治療に対する多方面からの分析が必要である。(著者抄録) |
文献番号 | 2021229780 |