マツトモ ノリカズ
松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 骨SPECTイメージングにおける補正組み込み逐次近似画像再構成法を用いた180度収集の有用性 |
掲載誌名 | 正式名:核医学技術 ISSNコード:0289100X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本核医学技術学会 |
巻・号・頁 | 44(2),121-128頁 |
著者・共著者 | 松友 紀和, 深見 光葉, 山本 智朗 |
発行年月 | 2024/04 |
概要 | 椎体病変を対象とした骨SPECTにおける180度収集の有用性を明らかにすることを目的に、骨SPECT画像評価用ファントムとソフトウェアを用いて画質と病変検出能を検証した。SPECT/CT装置には低エネルギー高分解能型コリメータを装着したInfinia8 Hawkeye4、ファントムには骨シンチ評価用ファントムSIM bone Phantomを使用した。BG部の%CVは自動近接の有無によらず360度収集よりも180度収集で高値を示し、%Contrastは球体サイズにより傾向が異なるものの、180度収集と360度収集で同程度となった。φ17mmからφ28mmの%DEVは180度収集の方が360度収集よりも優れる結果となった。180度収集で得られたSPECT画像はやや視覚的なひずみや均一性の低下が観察されるものの、360度収集で得られたSPECT画像で明らかな違いは認められなかった。180度収集は均一性に劣るものの、描出能の観点からは骨SPECTに適応可能であり、撮像時間短縮における有用性が示された。 |
文献番号 | 2024264087 |