マツトモ ノリカズ
松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 乳がんセンチネルリンパ節SPECTにおける180度収集の有用性 乳がんSLN用評価ファントムを用いた検討 |
掲載誌名 | 正式名:核医学技術 ISSNコード:0289100X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本核医学技術学会 |
巻・号・頁 | 43(2),113-119頁 |
著者・共著者 | 薄井 琉奈, 松友 紀和, 深見 光葉, 山本 智朗 |
発行年月 | 2023/04 |
概要 | 乳がんセンチネルリンパ節(SLN)シンチグラフィにおいて、検出器をL字に配置して行う180度収集の有用性について検討した。SPECT/CT装置はInfinia8 Hawkeye4で、コリメータに低エネルギー高分解能型を使用した。SLN用評価ファントムには模擬病変として4種類の径の線源容器を用いた。補正を行った180度収集と360度収集のfull width at half maximum(FWHM)は補正なしに比較して低くなる傾向にあった。補正の有無に関わらず180度収集と360度収集のFWHMに明らかな差は認められなかった。補正を行った場合、180度収集と360度収集のaspect ratioに差は認められなかったが、補正を行わない場合、両収集ともにロッドの配置によって画像歪みが変化する傾向にあった。収集方法やロッドの配置に関わらずリカバリ曲線に違いは認められなかった。180度収集は乳がんSLNシンチグラフィに適応可能であり、収集時間の短縮による患者の負担軽減が期待できる。 |
文献番号 | 2023192840 |