| マツトモ ノリカズ 松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 | |
| 論文種別 | 原著 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読あり | 
| 表題 | 複数エネルギーピークを持つ放射性核種を用いたSPECTの定量精度に関する検討 | 
| 掲載誌名 | 正式名:核医学技術 ISSNコード:0289100X | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | (NPO)日本核医学技術学会 | 
| 巻・号・頁 | 39(2),155-161頁 | 
| 著者・共著者 | 三井 弘樹, 松友 紀和, 山本 智朗, 佐藤 英介 | 
| 発行年月 | 2019/04 | 
| 概要 | 複数エネルギーピークを持つ放射性核種に対する定量精度について検討した。複数エネルギーピークを持つ放射性核種のなかから201Tlと123Iを使用し、感度法とBecquerel calibration factor(BCF)法の2種類の定量精度をファントムデータから検証した。SPECT/CT装置は2検出器型SPECT/CT装置Infinia8 Hawkeye4で、コリメータに低エネルギー高分解能型と拡張低エネルギー汎用型を用いた。PET-CTファントムで得られた201Tlの放射能濃度はBCF法3.2±0.3kBq/mL、感度法5.3±0.6kBq/mLであった。また、123Iの放射能濃度はBCF法3.2±0.3kBq/mL、感度法5.0±0.7kBq/mLであった。201Tlにおける封入量との測定誤差率はBCF法13.3%、感度法88.0%、123Iにおける封入量との測定誤差率はBCF法29.9%、感度法100.7%であった。また、PET-CTファントムで得られた201TlのSPECT-standardized uptake value(SUV)はBCF法1.1±0.1、感度法1.9±0.2、123IのSPECT-SUVはBCF法1.3±0.1、感度法2.0±0.3であった。201Tlと123Iともに感度法とBCF法のSPECT-SUVに有意差を認め、感度法のSPECT-SUVが有意に高値を示した。 | 
| 文献番号 | 2019261915 |