マツトモ ノリカズ
松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | CT減弱補正におけるSPECT画像とX線CT画像の位置ずれが骨SPECTの定量性に与える影響 |
掲載誌名 | 正式名:日本放射線技術学会雑誌 ISSNコード:03694305/18814883 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本放射線技術学会 |
巻・号・頁 | 74(5),452-458頁 |
著者・共著者 | 佐越 美香, 松友 紀和, 山本 智朗, 佐藤 英介 |
発行年月 | 2018/05 |
概要 | ファントムは、骨SPECT評価用ファントムとプラスチックシャーレおよび、円柱ファントムを使用した。線減弱係数が低くなることで放射能濃度値は低下し、特に肺野へのミスマッチを想定した場合に放射能濃度値は大きく低下(基準値に対して80%減少)した。SPECT-SUVは、線減弱係数を低くすることで低値となり、基準となる線減弱係数との差が大きいほどSPECT-SUVの変化は大きく、肺野へのミスマッチが起こることでSPECT-SUVは80%低下した。線減弱係数を変化させてSPECT画像とX線CT画像のミスマッチを想定した場合、ミスマッチがない場合のtumor-to-background ratio(TBR)は17.3±1.7となり、肝臓のミスマッチを想定した場合では5.7±0.6、筋肉では5.2±0.4、肺野では2.5±0.2を示した。骨密度が変化した場合も同様の傾向を示した。線減弱係数を変化させてミスマッチを生じさせることでミスマッチがない場合に比べて病変部の集積が淡く描出された。 |
文献番号 | 2018268661 |