マツトモ ノリカズ
松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 心電図同期SPECTデータを用いた非同期心筋血流SPECT収集時間の推定法 |
掲載誌名 | 正式名:核医学技術 ISSNコード:0289100X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本核医学技術学会 |
巻・号・頁 | 36(4),485-491頁 |
著者・共著者 | 長木 昭男, 松友 紀和, 小野口 昌久, 高木 昭浩 |
発行年月 | 2016/12 |
概要 | 虚血性心疾患または疑いのある28例(男性23名、女性5名、44~89歳)を対象とした。SPECT画像の誤差は、収集時間の延長で有意に低下し、体重増加と正の相関関係を認めた。SPECT画像のノイズ評価は、ファントム実験では放射能量や収集時間を変化させた画像、またdynamic SPECTの投影データの組合せ加算を変化させた画像を比較することで可能であった。加算した投影データの心筋カウントは1方向の投影データをR波(R-R)の8分割で収集しているためにフレームの組合せに依存する可能性について評価した。心電図同期心筋血流SPECT収集の投影データのフレームによる変動は、1から7フレームがほぼ一定の心筋カウント値を示したが、8フレームは心電図同期SPECT収集中の不整脈や心拍数の生理的な変動の影響による心筋カウント低下を認めた。NMSE法による体重分類のSPECT評価は、収集時間の増減を客観的に設定可能で、画質劣化を抑制するための有用な推定方法であると考えられた。 |
文献番号 | 2017196675 |