マツトモ ノリカズ
松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 99mTc-GSAシンチグラフィにおける肝予備能推定のための新しい定量指標算出の試み |
掲載誌名 | 正式名:日本放射線技術学会雑誌 ISSNコード:03694305/18814883 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本放射線技術学会 |
巻・号・頁 | 72(2),121-127頁 |
著者・共著者 | 長谷川 大輔, 大西 英雄, 松友 紀和 |
発行年月 | 2016/02 |
概要 | 2013年11月~2014年8月に行ったICG負荷試験と99mTc-GSAシンチグラフィが同日に施行された60例(男性30例、70.6±10.6歳、女性30例、69.0±7.4歳)を対象に、採血より得られたICG R15を目的変数、肝臓の時間放射能曲線における各カウント値を説明変数とした重回帰分析を行い、新たな定量指標であるindex of hepatic receptor(IHR)を導き、その臨床的有用性評価するために、採血結果との比較および肝硬変に対する診断能について従来の指標であるHH15、LHL15およびIOCと比較検討した。99mTc-GSAシンチグラフィにおける肝臓の時間放射能曲線に対し、重回帰分析を行うことにより、ICG R15を推定するために必要な因子を用いた入力関数IHRを作成し、その臨床的評価を行った。IHRは入力関数の因子として99mTc-GSA投与後6分、12分および27分のカウント値を使用することが最適で、従来の指標であるHH15、LHL15およびIOCと同等の推定精度を有したまま信頼性のある結果を算出することが可能となった。 |
文献番号 | 2016329596 |