マツトモ ノリカズ
松友 紀和 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 診療放射線技術学科 職種 特任准教授 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 123I-MIBG心筋シンチグラフィにおける心縦隔比と洗い出し率の解析方法と再現性の検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本放射線技術学会雑誌 ISSNコード:03694305/18814883 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本放射線技術学会 |
巻・号・頁 | 70(12),1420-1428頁 |
著者・共著者 | 長谷川 大輔, 大西 英雄, 松友 紀和, 甲谷 理温 |
発行年月 | 2014/12 |
概要 | 123I-MIBG心筋シンチグラフィの解析方法の違いが心臓縦隔比(H/M比)と洗い出し率(WR)に及ぼす影響を検討するため、縦隔部と心臓部の関心領域(ROI)の設定方法の相違と、算出式を変化させた場合で、ファントムを用いて基礎的検討を行った。その結果、縦隔ROIの位置は上縦隔部、心臓ROIの位置は円形ROIの場合で心臓の心尖部側に設定することが最適と考えられ、部位による散乱性の影響も大きかった。算出式に関しては、H/M比およびWRは時間減衰補正とバックグラウンド補正の組み合わせによって大きく変化し、特に影響の大きいバックグラウンド補正の必要性が示唆された。多施設間におけるH/M比とWRの再現性を評価するため、臨床データを用いて8施設で従来法とSM法の比較を行ったところ、SM法では従来法に比べて変動が減少し、ROIの設定位置・形状、算出式が統一されたことによるものと考えられた。 |
文献番号 | 2015126651 |