マツトモ ノリカズ
  松友 紀和
   所属   川崎医療福祉大学  医療技術学部 診療放射線技術学科
   職種   特任准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 SPECTの撮影数が再構成画像に及ぼす影響 シミュレーションデータを用いたFBP法とML-EM法の比較
掲載誌名 正式名:日本放射線技術学会雑誌
ISSNコード:03694305/18814883
掲載区分国内
出版社 (公社)日本放射線技術学会
巻・号・頁 66(12),1587-1597頁
著者・共著者 藤原 秀司, 陰山 真吾, 磯田 康範, 長木 昭男, 松友 紀和, 高畑 明, 古味 省宏, 大西 英雄
発行年月 2010/12
概要 SPECT収集時の投影データ数が再構成画像に及ぼす影響を、2種類の画像再構成法により比較した。一つは解析的手法であるフィルター付逆投影(FBP)法で、もう一つは統計的手法である再尤推定-期待値最大化(ML-EM)法である。画像処理ソフトウェアにシミュレーションデータを入力し、投影数を変化させた投影データを作成した。この投影データを用いて、画像コントラスト、均一性、normalized mean square error法などで評価した。その結果、両画像再構成法ともSPECTの投影データ数が減少すると基準画像と比較して画質が劣化した。つまり、投影データ数が多いほど画質が向上した。ML-EM法は均一性に優れ、FBP法は陰性像のコントラストに優れていた。SPECT検査において収集した投影データを画像処理するにはそれぞれの特徴を理解し、検査目的に応じて使い分ける必要がある。
文献番号 2011149932