マツトモ ノリカズ
  松友 紀和
   所属   川崎医療福祉大学  医療技術学部 診療放射線技術学科
   職種   特任准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 SPECTデータ評価用デジタルファントムを用いた異なる処理装置間のOS-EM再構成アルゴリズムの比較
掲載誌名 正式名:日本放射線技術学会雑誌
ISSNコード:03694305/18814883
掲載区分国内
出版社 (公社)日本放射線技術学会
巻・号・頁 64(11),1361-1368頁
著者・共著者 松友 紀和, 古谷 洋晃, 山尾 太一郎, 西山 徳深, 摺河 健文, 杉野 修一, 藤原 秀司, 吉岡 隆二
発行年月 2008/11
概要 SPECTデータ評価用デジタルファントムを用いて異なる4処理装置によるordered subsets-EM(OS-EM)法を平均カウント、コントラスト、root mean square uncertainity(%RMSU)、normalized mean square errors(NMSE)法にて比較した。処理装置はdevice A、device B、device C、device Dの4種類とした。高濃度部の平均カウントは、subset数、iteration回数を増やすほどdevice A、B、Cは増加し、Dは低下した。高濃度部のコントラストは、すべての処理装置において、iteration回数、subset数を増やすことでほぼ一定の値を示したが、device Bはiteration回数、subset数が少ないとき、他の処理装置より若干高くなる傾向にあった。%RMSUは、すべての処理装置でsubset数、iteration回数を増やすほど増加傾向となった。NMSE値は、device A、B、Cはすべてのsubset数で下に凸な分布となったが、Dはiteration回数1で最小値となり、iteration回数が増加するに伴い高値となった。研究や臨床適応は、各装置のアルゴリズムを理解しながら行う必要があると考えられた。
文献番号 2009055502