オオナル カズヒロ
Kazuhiro Onaru
大成 和寛 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 脊椎・関節整形外科学 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【知っておくべき二次性骨折予防の基本知識】新しい椎体骨折スクリーニング法 CTに基づく診断やAIの導入 |
掲載誌名 | 正式名:Orthopaedics ISSNコード:09148124 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)全日本病院出版会 |
巻・号・頁 | 37(7),56-62頁 |
著者・共著者 | 大成 和寛, 曽根 照喜, 福永 仁夫 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2024/07 |
概要 | 【目的】骨粗鬆症未治療症例が多い原因の1つとして,不顕性椎体骨折(形態骨折)の存在があると考え,当院では2015年4月から60歳以上の女性を対象に体幹部CT検査を利用した椎体骨折スクリーニングを行っている.今回は,その成績を報告する.【方法】当院で体幹部CT検査を受けた症例の画像を脊椎矢状断画像に再構成し椎体骨折を評価した.【結果】調査期間中に体幹部CT検査が施行された60歳以上の女性は11,741人で,年齢は60~106歳であった.うち3,231人に椎体骨折を認めた.1,330人で何らかの骨粗鬆症治療が行われており,1,901人では未治療であった.未治療症例1,901人に受診を促したところ,497人が当科外来を受診し,うち415人が治療開始もしくは近医紹介となった.また,122人が他院もしくは他科で骨粗鬆症治療開始となった.【結論】我々は体幹部CT検査を利用した椎体骨折スクリーニングによって,537人を新規骨粗鬆症治療導入に導いた.(著者抄録) |
文献番号 | 2025010733 |