イヌカイ トモコ
Tomoko Inukai
犬飼 智子 所属 川崎医療福祉大学 保健看護学部 保健看護学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 緩和ケア外来の現状と課題に関する文献検討 |
掲載誌名 | 正式名:インターナショナルNursing Care Research ISSNコード:13471341 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | インターナショナルNursing Care Research研究会 |
巻・号・頁 | 22(2),137-145頁 |
著者・共著者 | 久野 天音, 犬飼 智子, 名越 恵美 |
発行年月 | 2023/11 |
概要 | 本研究の目的は、緩和ケア外来の現状と課題を明らかにすることである。「緩和ケア外来」をキーワードに医学中央雑誌Web版で検索し、対象論文は11件とした。分析は、対象論文の概要についてマトリックス方式で整理した。次に、緩和ケア外来の現状と課題を抽出し、カテゴリ化した。結果として、緩和ケア外来の現状と課題は、【QOL向上】、【情緒的サポート】、【ソーシャルサポート強化】、【コミュニケーション不足】、【緩和ケアに対する関心の低さ】、【療養継続に関する支援体制の不備】6カテゴリであった。緩和ケア外来の現状には終末期看護の目標となる【QOL向上】があり苦痛の軽減にむけて、痛みのセルフマネジメントへの支援や、【情緒的サポート】として、心理的保証が不安の軽減になると考える。緩和ケア外来の課題として、外来特有の時間的な制約やスティグマとなる内容の会話を避けること、緩和ケア外来の均てん化していくことが明らかとなった。(著者抄録) |
文献番号 | 2024058149 |