ヨダ タケシ   Takeshi Yoda
  依田 健志
   所属   川崎医科大学  医学部 臨床医学 公衆衛生学
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 ウエアラブルセンサーを用いた生活習慣調査の課題と展望 小学生6名を対象にしたパイロットスタディの報告
掲載誌名 正式名:地域環境保健福祉研究
ISSNコード:13439286
掲載区分国内
出版社 香川環境保健福祉学会
巻・号・頁 20(1),53-60頁
著者・共著者 鈴木 裕美, 西本 尚樹, 西本 真樹, 小西 行彦, 依田 健志, 岡部 悠吾, 横山 勝教, 神田 かなえ, 宮武 伸行, 日下 隆, 平尾 智広
発行年月 2017/12
概要 子どもの生活習慣の乱れは心身に悪影響を及ぼし、友人関係や学業に支障がでることが知られている。そのため、子どもの生活習慣を正確に把握し、介入することは重要である。本研究はパイロットスタディとして行われたもので、ウエアラブルセンサー(以下、センサー)を用いた小学生の生活習慣把握の実施可能性、および行動記録を含めたデータ収集の課題を明らかにすることを目的とした。対象は小学2~6年までの6名とその保護者で、子どもに1週間センサーを装着させ、歩数や睡眠時間を計測した。同時に行動記録表を用いて、登下校や習い事、ゲームやテレビを観た時間などを記録させた。自記式アンケートは保護者と子どもに行った。結果は1週間分の睡眠時間、歩数、行動記録のいずれも9割以上のデータを収集することができ、センサーを用いた小学生の生活習慣把握は可能であることが示唆された。データ収集の課題としては、膨大なデータの入力方法とデータマネージメントの方法である。今後の課題としては調査フィールドの確保のために、保護者、教育機関、研究機関の協力体制の整備があげられる。(著者抄録)
文献番号 2018172099