ミヤケ エイコ
三宅 映子 所属 川崎医療短期大学 教育部 看護学科 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 看護学生の自己表現タイプによる臨地実習におけるストレス反応とストレス反応過程 |
掲載誌名 | 正式名:インターナショナル Nursing care Research |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19(4),67-78頁 |
総ページ数 | 12 |
著者・共著者 | 三宅 映子,井上 かおり,關 祐人,實金 栄 |
発行年月 | 2020/11/20 |
概要 | 本研究は看護学生の適切な自己表現スキル習得や,臨地実習でのストレス低減のための教育プログラムへの示唆を得るために,自己表現タイプによるストレス反応とストレス反応過程の違いを検証することを目的とした.調査対象者は,4年制看護大学の看護学生514人のうち,有効回答の281名であった.調査内容は対象者の背景,自己表現タイプ,ストレス反応,ストレス反応過程(ストレス認知,コーピング選択理由,コーピング)で構成した.分析方法は,自己表現スキルを階層クラスタ分析で類型化し,この自己表現タイプによるストレス反応とストレス反応過程の違いをKruskal-Wallis検定で検証した.
自己表現タイプは4型に分類でき,バランス型,主張攻撃型,主張低アサーション型,低主張低攻撃型と命名した.本研究の結果,4つの自己表現タイプの中で,低主張低攻撃型が有意差p<0.01でストレス反応が高く,ストレス反応過程のストレス認知やコーピング選択前の段階での介入の必要性が示唆された. |