フジワラ アツシ
Atsushi Fujiwara
藤原 篤之 所属 川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 視能療法学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 健常眼における中心窩無血管域の経時的変化 |
掲載誌名 | 正式名:日本視能訓練士協会誌 ISSNコード:03875172/18839215 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本視能訓練士協会 |
巻・号・頁 | 48,103-110頁 |
著者・共著者 | 秋田 樹里, 坂手 澪, 藤原 篤之, 金永 圭祐, 後藤 保人, 稲垣 明日香, 白神 史雄 |
発行年月 | 2019/12 |
概要 | 【目的】OCT angiography(OCTA)を用いて1年以上の経過観察ができた健常眼を対象に、中心窩無血管域(FAZ)面積の経時的変化を評価した。また、経時的変化に影響を与える因子を検討した。【対象及び方法】対象は眼疾患の既往がない40眼(45.0歳)とした。測定は2回行った。1回めは基準となる測定(基準測定)で、2回めは基準測定から1年以上2年以下の間に測定を行った(1年後測定)。各時期での測定はOCTAを用いて右眼を撮影した。また、等価球面度数(SE)、眼軸長(AL)、網膜血管密度(RVD)、中心網膜厚(CRT)を評価しFAZ面積の経時的変化との関連を検討した。【結果】基準測定の平均FAZ面積は0.36mm2、1年後測定は0.35mm2で有意差はなかった(p=0.81)。またBland-Altman解析の結果、FAZ面積の経時的変化の平均値は0.003mm2であり比例的一致関係はなかった(p=0.92)。SEとALは各測定時期の間に有意差(p<0.01)があったが、RVDとCRTは有意差がなかった(RVD:p=0.10、CRT:p=0.20)。経時的変化に影響を与える因子について重回帰分析を行った結果、有意な因子はなかった(p=0.70)。【結論】FAZ面積は2年以内での経時的変化はなく、影響を与える因子はなかった。(著者抄録) |
文献番号 | U228200013<Pre 医中誌> |