フジワラ アツシ
Atsushi Fujiwara
藤原 篤之 所属 川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 視能療法学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 光学式眼軸長測定装置OA-2000とALADDINの比較 |
掲載誌名 | 正式名:日本視能訓練士協会誌 ISSNコード:03875172/18839215 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本視能訓練士協会 |
巻・号・頁 | 47,109-115頁 |
著者・共著者 | 後藤 保人, 稲垣 明日香, 藤原 篤之, 金永 圭祐, 坂手 澪, 秋田 樹里, 白神 史雄 |
発行年月 | 2018/12 |
概要 | 【目的】同一白内障眼を対象にフーリエドメイン(FD)方式の光学式眼軸長測定装置であるOA-2000とタイムドメイン(TD)方式であるALADDINを用いて測定可能率と測定精度を比較した。【対象及び方法】対象は白内障術前に2機種の光学式眼軸長測定装置を用いて測定した34例51眼(平均年齢:71.9±9.6歳)とした。測定は同一検者が同日に連続して行った。そして解析は2機種で測定をした眼軸長、白内障のGrade別眼軸長測定可能率、そして変動係数(CV)を用いて比較検討を行った。【結果】Emery-Little分類による核硬化度は、Grade 1が9.8%、Grade 2は68.6%、Grade 3は21.6%であった。平均眼軸長は、FDで23.33±1.11mm、TDで23.35±1.12mmであり、両機器の間には統計学的な有意差はなかった(p=0.732)。Grade別での測定可能率は、Grade2においてFDと比較をしてTDで有意に低い測定可能率を示した(p<0.01、カイ2乗検定)。FDの平均CVは0.0003±0.0002、TDは0.0022±0.0013であり、FDにおいて有意に低いCV値を示し高い安定性を示した(p<0.01、paired-t検定)。【結論】FD方式の光学式眼軸長測定装置はTD方式よりも高い測定可能率と測定精度を示した。(著者抄録) |
文献番号 | 2019162526 |