フジワラ アツシ
Atsushi Fujiwara
藤原 篤之 所属 川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 視能療法学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | バリアフリー 倉敷市芸文館の試み |
掲載誌名 | 正式名:眼科臨床紀要 ISSNコード:18825176 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 眼科臨床紀要会 |
巻・号・頁 | 7(8),585-591頁 |
著者・共著者 | 田淵 昭雄, 田内 雅規, 山下 力, 小林 泰子, 丹沢 慶一, 藤原 篤之, 前田 史篤, 奥村 俊通 |
発行年月 | 2014/08 |
概要 | 目的:第14回日本ロービジョン学会学術総会の会場である倉敷市芸文館において視覚障害者のバリアフリー(BF)を調査しBF化を試みた。方法:メインホールおよびロビーを調査対象とし、指摘された問題に対して応急的なBF化を施行した。その有用性を聞取りとアンケート調査から検討した。結果:会場は築後20年の建物で、視覚障害者のBFが考慮されてない時期に建設されたと考えられ多くの問題点があった。これらに対して「原状に復す」条件で一時的なBF化を施行した。「主な問題点」(1)視認性が悪く、踏面の長さが異なる階段、下適切な手摺、(2)危険なガラス扉、(3)その他:客席案内版の低コントラスト、丸い柱、トイレ案内板の位置、両端が閉じていない椅子であった。「BF化作業」(1)階段の踊場と会場の出入口に点字ブロック、段鼻に布テープを貼り付けた。(2)ガラス扉のガラス面に養生テープを貼り付け、縦縁にはクッションを装着した。(3)その他:改善可能な問題を処理した。聞取りとアンケート調査では90%以上が有用性を認めた。結論:公共施設においても視覚障害者のBFを考慮した一時的改善は可能で有用性がある。(著者抄録) |
文献番号 | 2014372690 |