フジワラ アツシ
Atsushi Fujiwara
藤原 篤之 所属 川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 視能療法学科 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 加齢黄斑変性に対するラニビズマブ投与後における早期中心網膜厚の変化 |
掲載誌名 | 正式名:臨床眼科 ISSNコード:03705579/18821308 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 65(8),1269-1273頁 |
著者・共著者 | 藤原 篤之, 白神 千恵子, 山下 彩奈, 白潟 ゆかり, 中野 裕貴, 白神 史雄 |
発行年月 | 2011/08 |
概要 | 目的:加齢黄斑変性(AMD)に対するラニビズマブ硝子体内注射後早期の中心網膜厚と経過の報告。症例:過去15ヵ月間に治療した滲出性AMD 66例66眼を対象とした。男性51例,女性15例で,平均年齢は75.2±7.3歳である。35例が初回治療例,31例が過去に治療歴があった。月1回のラニビズマブ硝子体内注射を計3回行い,治療前後の中心網膜厚を測定した。結果:初回注射から1週間後の中心網膜厚は,初回治療群では減少63%,不変34%,増加3%であり,治療歴がある群では減少68%,不変32%であった。初回治療群での不変または増加例はoccult AMDの症例に多かった。3回目の治療から1ヵ月後の中心網膜厚の平均値は,両群とも初回治療1週間後の中心網膜厚が減少した例でのみ有意に減少していた。結論:加齢黄斑変性(AMD)に対する初回のラニビズマブ硝子体内注射から1週間後の中心網膜厚が不変または増加した症例は,以後のラニビズマブ治療に抵抗性を示す可能性がある。(著者抄録) |
文献番号 | 2011320805 |