ヨツモト ハルキ
Yotsumoto Haruki
四元 晴輝 所属 川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床栄養学科 職種 助教 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 高等学校男子サッカー部員のヘモグロビン濃度と栄養素等摂取量 |
掲載誌名 | 正式名:川崎医療福祉学会誌 ISSNコード:09174605 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 川崎医療福祉学会 |
巻・号・頁 | 28(2),423-432頁 |
著者・共著者 | 四元 晴輝, 片岡 香菜子, 田辺 宏美, 瀧 彩華, 梶井 里恵, 小野 章史, 松枝 秀二 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2019/02 |
概要 | 本研究では、高等学校男子サッカー部員に対して継続的に行ってきた介入研究を再分析した結果とHb推定値の変動との関係から、貧血状態の予防及び改善に対する栄養サポートを検討した。対象者はH県立K高校の男子サッカー部員13名とした。介入期間は対象者が高校1年次から高校3年次までとし、毎年春期にHb推定値測定、食事調査、身体組成測定及び生活時間調査を行った。また、1年次と2年次は秋期にも同様の測定を行った。食事指導は集団での講義形式で行った。対象者のHb推定値は身長の伸びが最も大きく、部活動実施時間が長かった1年秋期にWHO基準を下回った。また、1年秋期の栄養素等摂取状況は1年春期よりも良好であった。2年春期のHb推定値は1年秋期よりも有意に上昇(p<0.05)し、この時期以降は高い値を維持していた。一方で、2年秋期のHb推定値が基準値未満であった者は2年春期よりも多かった。また、2年秋期の栄養素等摂取状況は2年春期よりも不良であった。これらのことから、管理栄養士は対象者が高校1年次の時から食事を含めた生活習慣への介入を継続的に行う必要があることが示唆された。さらに、高校の夏季休業中においてはより積極的な介入が必要であることも考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2019359989 |