エンドウ シュンジ
Shunji Endo
遠藤 俊治 所属 川崎医科大学 医学部 臨床医学 消化器外科学 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 術前Capecitabine+Oxaliplatin(CapeOX)療法が奏効した肝転移および傍大動脈リンパ節転移を伴う進行胃癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)癌と化学療法社 |
巻・号・頁 | 46(13),2366-2368頁 |
著者・共著者 | 木戸上 真也, 田村 茂行, 遠藤 俊治, 今村 宏輝, 米田 直樹, 杢谷 友香子, 岸本 朋也, 橋本 安司, 廣瀬 創, 井出 義人, 佐々木 洋 |
発行年月 | 2019/12 |
概要 | 症例は60歳、男性。3ヵ月前から続く心窩部不快感のため近医を受診し、上部消化管内視鏡検査で幽門前庭部に2型進行胃癌を指摘され、当科に紹介となった。CTで肝S6に14mm大の腫瘤を認め、また幽門周囲リンパ節および傍大動脈リンパ節の腫大を認めた。Stage IV胃癌と診断し、術前化学療法としてcapecitabine+oxaliplatin(CapeOX)療法を3コース施行した。主病巣、リンパ節および肝腫瘤はいずれも縮小を認めたため、開腹幽門側胃切除術(D2+No.16リンパ節郭清)および肝部分切除術を施行した。組織学的効果判定はGrade 2であり、肝腫瘤およびNo.16リンパ節は癌の遺残を認めず根治切除し得た。術後は補助化学療法としてcapecitabineを投与し、術後10ヵ月経過した現在、無再発生存中である。(著者抄録) |
文献番号 | U117590152<Pre 医中誌> |